鼓張症 

コネチカット大学病理生物学部獣医科学部・教授兼学部長のハーヴァード・J・ヴァン・クライニンゲン博士は、穀物をベースにした大豆が含有するドライペットフード、大豆成分の過剰な摂取が危険因子だと指摘する。それが胃捻転、鼓張症などを引き起こす原因であると17年の研究を1974年、1978年、1979年、1987年に論文で発表。この研究はコネチカット州政府からの資金提供により行った。世界的権威であり第一人者である。
大豆類は犬猫自身の酵素では生理的に消化できないといわれ、多量に摂取すると腹部に発酵ガスがたまり、鼓腸症を引き起こし、一日で死亡することもあるという。 鼓腸症とは、胃または腸内でガスが生産され腹部が異常に膨張した症状である。そうなると急性胃拡張や胃捻転(GDV)を起こし死亡する。アッという間に腹部が太鼓のように膨れあがり、膨張した胃が他の臓器を圧迫するという。胸郭の深い大型犬によく見られる病気でもあり、アメリカでは年間に4万頭から6万頭がこのケースで死亡しているとの報告がある。小型犬のダックスフンド、ビーグル、ブルドッグでも発病し、猫もかかったとの被害報告がある。

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